趣味工房 HIRO-G

< PC8001キーボードをエンコーダ付きに加工 >




 写真1のようにCP/M No2で紹介しました安居院氏の「CP/M手作りマイコン 1」の拡張ボード用に、PC8001のキーボードをエンコーダ付きキーボードにするためのエンコーダ基板を作成しました。


 製作のための参考資料は、神崎康宏著の「作りながら学ぶマイコン設計トレーニング P115」です。 写真2が回路図です。  このエンコーダは8X8の64キーの対応となっています。エンコーダ部の回路はラッチ部に74F373を使用して変更しました。 変更部分の配線等は次の通りですencoder.doc)。 


 シフト・キーは取りあえず手持ちのモーメンタリ型のトグルスイッチを使用しました。 因みに1.英数記号、2.カナ記号、3.カナ、4.CTRLの割付になっています。


 写真3はトラ技ボード用と拡張ボード用の両方を、PC8001のキーボードに組込んだ状態です。


 写真4はシフト・キーの基板をPC8001のキーボードの表面に取り付けた状態です。 




写真1 エンコーダ基板とシフト・キースイッチ基板


 


写真2 エンコーダ配線図




< 今後の予定 >

 @ PC−8001キーボード加工その1:完了
   (トラ技ボード用キーボード・インターフェース基板取り付け)
 A PC−8001キーボード加工その2:完了
   (拡張ボード用キーボード・インターフェース基板取り付け)
 B トラ技ボード、拡張ボードのテスト

CP/M No3


CP/Mマシン復元進捗  ・PC8001キーボードをエンコーダ付きに加工
2013年9月14日




写真3 PC8001キーボード加工完了








写真4 シフト・キー基板を取り付けた状態