趣味工房 HIRO-G



<拡張ボードとインベーダ・ゲーム>

 写真1は、これまで使用していたND80ZV用拡張ボードです。
今製作のボードと似ていますが、全く別物です。
 この拡張ボードは「CP/M手作りマイコン1」を参考に、CRTCとキーボードインターフェースの基本を知るために製作したものです。 キーボードインターフェースは、BSのキーボードを使うためBSの回路と同じにしてあります。

 この拡張ボードのCRTCの表示能力は、40X20の800文字でBSの代わりに使うには十分でしたが、CP/Mマシンに使うには不十分です。
 「CP/M手作りマイコン2」の資料には、この拡張ボードを2000文字対応に変更するための方法も記載されていますので、今、進めています作業と並行して、この拡張ボードの改造も実施ししたいと思います。
 この作業により、2種類のCP/Mマシンの復元が可能になるかも知れません。

 この拡張ボードでは主に、BSのインベーダーゲームを移植する作業をしてました。   インベーダゲームの資料は、写真2の、I/O誌’79年7月号P128、近藤洋一氏の作品です。 4月号のバージョンアップですが、一部にBASICでの処理が残っています。
 「マイコン・ゲーム徹底研究2」には、近藤洋一氏の作品をベースにオールマシン語にした作品等4本のモディファイ作品が記載されています。

 実に面白いです。 今のパソコンではこのように気軽に、ソフトを改造して遊べません。 Z80は基本が分かれば、先人の資料が豊富にありますので何歳になっても楽しめます。

 写真3は、インベーダ・ゲームの実行画面の一例です。

 

写真1 ND80ZV用拡張ボードとBSキーボード

CP/M No1


CP/Mマシン復元進捗  ・拡張ボードとインベーダ・ゲーム
2013年9月6日



写真2 インベーダーゲームの出典



写真3 インベーダ・ゲームの実行画面