趣味工房 HIRO-G
< PC6001mkUへのCP/M導入テスト 1 >
この導入テストは、現在作業中のCP/Mマシンの復元において、CP/M導入のためのトレーニングとCP/Mの理解に大変役立ちます。
写真1、2の製品は西田ラヂオさんから購入したものです。 SD6031を使用すれば、直ちにFDD付きマシンとなりますので大変便利です。
写真4はRGBコンポーネントを使用し手持ちのPanasonic製 TV 型式TH23LX70へ出力した画面です。 実際の画面はより鮮明で、ゲームも大画面で楽しめます。
写真3は、各ボードを接続した画面です。 SD6031の電源は、ジョイスティックの端子から取っています。
導入テストは、基本的にはakikawa氏の「CP/M導入メモ・その1」に従って実施しました。 写真6が導入に際し使用した参考資料で、
I/O ’84年2月号及び’85年6月号です。
導入手順の概略は次の通りです。
@ CP/M本体は、公式サイトよりダウンロードします。(無償)
A CP/M本体は「CP/M導入メモ」に従い数箇所を修正し、
Z80用アセンブラ、ZASMでアセンブルします。
より詳細な手順を知りたい方は、中日電工さんの
「CP/M ワンボードマイコンでCP/M」の第17回〜20回
を参照してください。
B 「boot.bin」と「bios.bin」は参考資料の通り打ち込み、
以降は「CP/M導入メモ」に従って、「cpm.d88」を作成します。
C 「cpm.d88」ファイルを西田ラヂオさんのHPのSD6031に関す
るマニュアルに従って、d88ファイルをP31ファイル変換します。
D 変換したD31ファイルを付属のSDカードのD1ディレクトリへコピー
すれば、写真4のようにCP/M49Kが立ち上がります。
写真4 CP/M起動画面
写真5 参考資料
< 今後の予定 >
@ トラ技ボードの不具合の解消 :完了
A トラ技ボードのROMの解析開始: チマチマ解析中
B PC6001mkUへのCP/M導入テスト 1:完了
C PC6001mkU、6601へのCP/M導入テスト 2
D FDDに関するの調査まとめ
E FDD制御ボードの製作
CP/Mマシン復元進捗 ・PC6001mkUへのCP/M導入テスト 1 |
2013年9月25日 |
写真1 P6 RGBコンポーネント・アダプタ
写真2 FDDエミュレータ・SD6031
写真3 各ボードの接続画面
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