趣味工房 HIRO-G



<  システム作成用ROMとシステムディスク作成 その2 >


 文字化けの原因について、いろいろ検討しました結果、写真1のCP/MのCCPの中にヒントがありました。 アセンブラリストのD78B番地が「C661」となっており、「A」のアスキーコードが小文字「a」の「61」となっています。 よく考えますと拡張ボードのキャラクタジェネレータ(CG)は、もとはTK80BS用のインベーダゲームを移植するために製作したボードでしたので、アスキーコードの「61」以降はカタカナのコードになっていました。

 あらためて「CP/M手作りマイコン1」のP48、49の通り2716に書込んだものと交換すると、写真2のように文字化けは解消されました。 が、写真2の2行目にDIRコマンドを入力すると、右側に同じようにDIRが表示される不具合は解消されていません。 これは、テストのため組込んだリード/ライトテスト・プログラム (以下モニターと言う。)が原因ですが、もともと次の段階でこのモニターを外す事にしていましたのであまり問題はありません。

 正式のシステム作成用ROMは、テスト用のモニターを外し、MBIOSのCONINのジャンプ先をモニターのCONIN番地「A88B」から、もとの番地の「EB23」へ戻しました。 このシステム作成用ROMをND80ZVのROMソケットに差込み電源を入れますと、正常にシステム作成用ROMのCP/Mが立ち上がったので、DIRコマンドをキー入力した結果、写真3のように思わぬ文字化けが発生しました。 念のためリセットして再度立上げ、分かり易いように数字の1から9を入力しますと、NMLKJIHGFと表示されました。 

 入力文字コードと表示文字コードの関係を調べましたが、ちょっと脈絡のない化け方です。 しかし、作業としては「CP/M手作りマイコン3」のオリジナルなMBIOSに戻しただけですので、このMBIOS関連に問題があることは明らかです。

 ROMへ書込んだMBIOSにミスがないかチェックしましたが、オリジナルと同じでミスはありませんでした。 で、現在、最終段階ですが、難解な不具合を調査中です。


 尚、今後の進め方は、この不具合を解消し正式なシステムディスクが作成できるようになれば、予定通りトラ技CP/MボードについてもCP/Mが走るようにしたいと思います。 但し、当初は「トラ技CP/Mボード用のFFD制御ボード」も製作するつもりでしたが、 これまでCP/Mシステムの構築をやってきて、少し内容が分かってきましたので、トラ技CP/Mボード用のものはあらたに製作せずに、応用問題として、拡張ボード用に製作したものを活用する方向で検討したいと考えています。



< 今後の予定 >

 @ CP/Mシステムディスクの完成
 A MBASIC等、アプリの追加方法の検討
 B トラ技ボードへのFFD制御ボードの活用
 C RS232Cの増設

CP/M No18


CP/Mマシン復元進捗  ・システム作成用ROMとシステムディスク作成 その2
2013年11月14日


写真1 CP/M60K 2.2 CCPの一部




写真2 正常になった表示




写真3 DIRをキー入力した表示




写真4 1から9の数字を入力した表示