趣味工房 HIRO-G




< AKI-80型CPUボードの追加と修正 >


 写真1のように一応CPUボードの修正を終え、拡張ボードと連結してのテストはOKとなりましたので、テスト結果の詳細は次回まとめて報告しますが、今後のテストがやり易いように拡張基板のROM、RAMのゼロプレッシャーソケットも使えるようにするため、写真2のようにCN4の信号線を追加しました。 追加した信号線は、前回記載忘れの 2P:BANK SELECT、今回の目的のための追加は7P:ROM SELECT、21P:BUSAK、23P:MEMR、25P:MEMWです。

 写真3前回記載忘れていました 20P:*1を追記で、写真4は上記の拡張ボードの利用目的のためCN4に追加した7P:ROM SELECT信号を作るための74HC32を追加した様子です。

 実は、予備テストで「AKI-80型CPUボード」がスムースに作動しなかったのですが、その原因を調べると、前回記載の写真5の基板カット部分のうち、カット2部分の目的(A15ラインをROMの20P:CSと完全に切り離す)を達成するためには、写真6のカット2部分の1っ箇所ではダメで、写真7のカット3部分もカットし、写真6のように配線を追加する必要があることが分かりました。

 以上の追加修正後は、AKI−80CPUボード上のROM、RAMソケットと同様に拡張ボードのROM、RAM用ゼロプレッシャーソケットも使えるようになり、テストがやり易くなりました。


 次回は、現在まとめていますAKI−80ボードのテスト結果を報告したいと思いますが、そろそろ手書きはやめて回路図をCADで書き、プリント基板も設計したいと思い、EAGLEをやり始めていますが、ちょっとカジリ始めたばかりで手書きより何倍も時間がかかるため、往生してます。




写真1 AKI-80型CPUボードと拡張ボード




写真2 CN4 コネクタの追加信号




写真3 CN5 コネクタの追加信号





< 今後の予定 >

 @ AKI-80型CPUボードの修正: 完了
 A AKI-80型CPUボードのテストとまとめ:
 B 拡張ボードの整理と手直し:
 C AKI-80型 CP/Mマシンのテスト:
 D FDDの複数化:
 E 復元1号機一体化: 
   

CP/M No30


CP/Mマシン復元進捗  ・AKI-80型CPUボードの追加と修正 
2014年5月8日


写真4 74HC32の追加




写真5 前回基板カット部分




写真6 A15配線追加部分




写真7 基板カット3部分