趣味工房 HIRO-G
< 改造の追記とモニタプログラムの検討 その1 >
前回(BASIC No7)で一応、トラ技ボードの改造を終えましたが、まだ完全ではないため一部の機能は動きません。 改造部分の詳細を次のように追記します。 基本回路は、トラ技1984年2月号の P375 「CRTインターフェース・ボード回路図」 を参照してください。
@ 8MHzのクリスタルは写真1のように16MHzのクリスタルの両端を切断し、スイッチで切り替えるようにしました。
A VRAMのアドレス切り替えは写真2のように回路を変更して、スイッチをつけました。
B ブランキングは写真3のようにスイッチを付け、ブランキングINをGNDへ落とすことでブランキングINに同期せずに表示可能となります。 現状の改造では、ブランキングの同期をとるまでは至っていませんので、GNDに落とすとカーソル表示ができません。
エンコーダ付きのキーボードを使うためのモニタプログラムは、「CP/M手作りマイコン1」のP90〜95に記載されている「基本モニタプログラム」をトラ技ボード用に若干改造し写真5、写真6のように、一応、このモニタプログラムのM(メモリのREAD/WRITE)、G(実行)コマンドが使えることを確認しました。 クリスタルは8MHzで800文字表示です。
因みに写真5はMコマンドで作成した、ある文字(ここでは数字の7)で画面を埋める簡単なプログラムをGコマンドで実行中の写真で、写真6は実行後の写真です。 前回から気付いていたのですが、何故か表示される文字にアンダーラインが入ります。 今のところ実害はないのですが、追々調べます。
< 改造の追記 >
写真1 クリスタル回路の変更
写真2 VRAMのアドレス切り替えSW
写真3 強制ブランキングSW
< 今後の予定 >
@ 改造の追記とモニタプログラムの検討 その1: 一応使える
A 改造の追記とモニタプログラムの検討 その2:
B TK80BS BASICの移植準備 その2:
C Tiny BASICの構造調査: 調査中
BASICマシン復元進捗 ・改造の追記とモニタプログラムの検討 その1 |
2014年4月16日 |
写真4 テスト風景
写真5 モニタプログラムのテスト
写真6 プログラムの実行例
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