趣味工房 HIRO-G



< AKI−80CPUボード/BASICマシン用にプチ改造 >

  

 AKI−80CPUボードはCP/Mマシン用の拡張ボードと接続し、無事にND80ZVの代替ボードとして使えることを確認しましたが、基本的にはBASICマシン用のトラ技ボードとも接続可能ですので、テストしてみたいと思い接続のためのプチ改造を実施しました。 改造事項は次の通りです。

@ CN3、CN4のピンアサインは共通ですので問題はありませんが、AKI−80ボードのモニタROM用のソケットは、丸型ピンでROMを差込み難いので写真1のようにゼロプレシャーソケットを新たに付けました。 これによりテスト用のROMの入替が楽になります。 

A トラ技ボードの基本モニタ(BASIC)は、スクリーン・エディタのキーボード入力にスキャニング方式を採用していることから、割とシビアなクロック管理が必要のようです。 従い、AKI−80ボードの10MHlzでは苦しいことも考えられるため、クリスタルを容易に交換できるように、ついていたクリスタルを外し、写真1、写真2(詳細)のようにソケットを付けました。 因みに写真3が取り外したクリスタルを差込んだ状態です。

B AKI−80型CPUボード及びトラ技ボード自体には、バンク切替機能が無いため、写真4の「CP/M手作りマイコン1」のP35「キーボード制御用基板の配線図」に従い、エンコーダ付キーボード用の回路増設部分に、バンク切替回路として74LS86を追加し、BANK SELECT信号を出せるようにしました。 追加の位置は写真5の通りです。 尚、74LS04はトラ技ボード上に余っていたものを使用しました。

 以上の改造によりAKI−80型CPUボードをトラ技ボードと接続して、エンコーダ付キーボードとスキャン方式キーボードの両方が使え、バンク切替も出来るようになったと思いますので、先ずはBASICマシンに使って問題が無いかテストします。






写真4 バンク切替回路図




写真5 プチ改造後のトラ技ボード






 < 今後の予定 >


 @ AKI−80CPUボード/BASICマシン用にプチ改造: 完了

 A AKI−80型 BASICマシンのテスト: 

 B モニタプログラムの検討 その2:

 C TK80BS BASICの移植準備 その2:

 D Tiny BASICの構造調査: 調査中

 E トラ技ボードの不具合解消:
 F TK80BS BASICの移植:
 G TK80BS インベーダ・ゲームの移植:

BASIC No21


BASICマシン復元進捗  ・AKI−80CPUボード/BASICマシン用にプチ改造
2014年6月14日


写真1 プチ改造後のAKI−80CPUボード




写真2 クリスタル用ソケットの追加状態



写真3 クリスタル差込の状態