趣味工房 HIRO-G
< AKI−80型 BASICマシンのテストの現況 >
AKI−80 CPUボードをBASICマシン用のトラ技ボードとも接続できるようにプチ改造しましたので、エンコーダ付キーボード及びスキャン方式キーボードを使っていろいろテストを実施したいと思っています。
で、先ずは、トラ技の基本モニタ(BASIC)と「CP/M手作りマイコン1」の基本モニタが動くかどうかのテストをしています。 そのテストの現況は次の通りです。
@ これまでの作業の結果から、SUPER AKI−80に実装されているクリスタル20MHz(19.6608MHz)は、レトロPCの復元にはあまりにも早すぎるため、写真1のように、10MHz(9.830)のクリスタルに換えて、レトロPCのシステムクロックに近い5MHz(4.915MHz)になるようにしました。
A 先ずは、トラ技基本モニタ(BASIC)によるテストを実施しましたが、写真2のようにまともに起動しませんでした。 リセットを何度押してもダメで、リセットもまともに利いていない状態です。 ディスプレイの画面は写真3のような表示が流れて表示されるのが一番良い状態で、最悪は何も表示されません。
B 少々あせり気味で、取りあえず次のCP/M基本モニタでテストしました結果は、写真4、5のように正常に表示され、コマンドも正常に機能します。 しかし完全でないため、リセットでハングアップすることがあります。
ソフトの変更部分やROMの内容を何度か確認しましたが、間違いは見つかりません。 因みに、このボードを「拡張ボード」へ接続してCP/Mマシンとしてテストしましたが、正常に機能しました。 従って、プチ改造したAKI−80 CPUボード自体は正常に機能していることになりますので、問題はトラ技ボードにありそうです。 トラ技ボード゙は、キーボードにスキャニング方式を採用している事などから、前々からクロック管理は、キッチリする必要があると感じていたのですが、それが現実に・・・!?。
やれやれオシロ、ロジアナの出番か〜ぁと。 特にロジアナの深みに入ると、抜け出すのに時間がかかりそうで、いやな感じが、現況です。
写真4 CP/M基本モニタ改造ROMテスト
写真5 テスト画面
< 今後の予定 >
@ AKI−80型 BASICマシンのテストの現況: 調査中
A モニタプログラムの検討 その2:
B TK80BS BASICの移植準備 その2:
C Tiny BASICの構造調査: 調査中
D トラ技基本モニタ(BASIC)の不具合解消:
BASICマシン復元進捗 ・AKI−80型 BASICマシンのテストの現況 |
2014年6月17日 |
写真1 AKI−80CPUボード
写真2 トラ技基本モニタROMテスト
写真3 テスト画面
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