趣味工房 HIRO-G


< トラ技基本モニタ(+4K BASIC)移植のまとめ 


 トラ技基本モニタ(+4K BASIC)の不具合が解消し、テストの結果も特に問題はありませんので、トラ技基本モニタ(+4K BASIC)の移植は、一応、完了となります。
 トラ技基本モニタ(+4K BASIC)については、「1984年5月号P410〜412」に、全ダンプ・リストが記載されていますが、トラ技資料の執筆者の菱田氏に、当ホームページでの公開の許可をお願いしましたところ、参考になればと快諾いただきましたので、公開させていただきます。 
 菱田氏に感謝!!。 

このダンプ・リストは、コピペで他のサイトで公開しますと、著作権侵害になりますので、取り扱いには注意願います

トラ技基本モニタ(+4K BASIC) 全ダンプ・リスト TRA_MON.TXT

@ 0000H〜03FFH番地: プチ改造ND80ZVモニタ
A 0400H〜0500H番地: ND80ZVモニタ関連サブルーチン
B 1000H〜3000H番地: トラ技基本モニタ(+4K BASIC)

 このトラ技基本モニタ(+4K BASIC)は、8+αK(α:@+A)もありますので、ダップ・リストだけでもかなりのボリュムがあります。 尚、ここに公開しましたダンプ・リストは、ND80ZV用にCRTCのパラメータや、初期の転送ルーチン、バンク切替部分を若干変更しています。

  BASICマシンとしのメモリマップは、前回(BASIC No33)の報告通りで変更はありませんので、起動の方法も同じです。
 電源を入れますと、@が立上り、画面に「ND80Z3 MONITORE]と表示された後、ND80ZVのキーボードで「1000」→「アドレスセット」→「RUN]の手順でBに入ります。

 トラ技基本モニタ(+4K BASIC)のモニタとしての機能は写真1に、BASICの仕様は、写真2、写真3の通りです。  これらの資料は、菱田氏執筆のトラ技の1984年6月号から引用しています。

 この仕様からも分かりますように、マシン語のモニタとしても使え、BASICとしても特有のコマンドがあり、しかもスクリーン・エディタも強力ですので、かなり面白いシステムとなりました。 デス。

  今後は、時間が掛かりそうですが、追加機能としてFDD制御回路、グラフィック機能を付加する方向で進めたいと思っています。 
また、出来ればCP/Mマシンへの転換も考慮したいと思います。



写真1 モニタのコマンド



写真2 BASICの仕様



写真3 当該BASICの特有のコマンド



< 今後の予定 >


@ トラ技基本モニタ(+4K BASIC)移植のまとめ: 完了

A TK80BS 機械語インベーダーゲームの移植:

B TK80BS BASICの移植?:

C  FDDコントローラの製作?:

D CP/Mシステム復元の可能性の検討?:

E グラフィック・ボードの製作?:


BASIC No35


BASICマシン復元進捗  ・トラ技基本モニタ(+4k BASIC)移植のまとめ
2014年8月19日


写真4 本システムの構成



 

写真5 一体化した状態




写真6 テストの状況