趣味工房 HIRO-G


< マイコン独立化セットの組立てとテスト >


 中日電工さんから予約注文していましたマイコン独立化セットの組立てキット一式が送られてきました。 早々に組立てテストしましたので取りあえず報告します。 送られてきましたパーツは、約48x22x11(cm)の箱にぎっしり入っています。 キット好きには生唾モノです。 

 キットですからひたすらハンダ付けするだけですが、説明書で分かり難いところはHPで詳細な解説がありますので、勉強を兼ねながら確認できます。 写真1が今回、組上げたSDカード・PS/2キーボードインターフェースボード(右)、CRT/VGAインターフェースボード(左) の 2種類のボードです。

 写真2は、今までトラ技のBASICマシンに使っていたND80ZVを元に戻して使用します。 3枚のボードを合体させる方法を検討しました結果、ボードの穴を利用して一応、写真3、4、5のように合体しました。 ディップスイッチもピンセットのようなもので切り替えができます。 あとから気がつきましたが、トリマ抵抗は裏付けした方が良かったようですが、頻繁に調整することもないので問題はないと思います。

 写真6のようにND80ZV用の拡張ボードからのケーブルがちょいと苦しそうですが、このボードの回路はND80ZVへ移しボードをなくす予定です。 尚、最新版のND80Z3.5はこのボードは不要です。

 取り敢えず、火入れ式を行ったのが、写真8〜写真10です。 繋いだTVは三菱の2009年製 LCD−19MX35Sです。 ZB3BASICもすんなり起動しました。 表示的には、RCA端子とビデオ入力を接続した場合は写真8、9の通り全く問題はなかったのですが、VGA端子とTVのPC入力を接続した場合は、写真10のように画面上部には正常に表示され、文字の色も変えられますが、画面の下部に余分な縞の画像が表示され、「周波数が合わない」とのエラーメッセージがでます。 

 手持ちのPCディスプレイでも試してみましたが、アウトオブレンジと表示されて画像が表示されません。 今回使っているND80ZVは、散々改造しまくっていましたので、そのせいか、あるいはやはり周波数が合わないのかちょっと調べてみます。


 何れにしましても、ND80ZVマイコン独立化セットを組み合わせますと、使い応えのある楽しみなマシンに大変身させることができますので、これからいろいろ活用を考えたいと思います。 


 追記(2017.5.6) >


 VGA端子接続が上手くいかない事に関して、周波数測定等を行い中日電工さんとこの2日間やり取りをしました結果、原因が分かりましたです。 何と、当方の早とちりと言いますか、見落としといいますか、VGAの場合は8PディップスイッチのNo1はOFFとするところを全てNO側に設定しておりました。 

 写真11は取説通り設定して、PCのディスプレイに表示させた状態です。 間違った設定では全く表示しませんでしたが、正しい設定では全く問題なく表示されました。 と言うことで、恥ずかしながら一件落着ですが・・・。 

 中日電工さんには、出荷作業等でご多忙中でしたが、ご丁寧に対応していただきました。 







写真1 組み上げた2種類のボード




写真2 今回使用のND80ZV




写真3 3枚のボードの合体(表面)




写真4 3枚のボードの合体(裏面)




写真5 3枚のボードの合体(背面)




写真6 ケーブル接続の状態




写真7 ND80ZV用の拡張ボードの取付状態



BASIC No63


< マイコン独立化セットの組立てとテスト >
2017年5月3日



写真8 RCA接続画面




写真9 RCA接続 ZB3BASICテスト画面




写真10 VGA接続 ZB3BASICテスト画面




写真11 VGA接続 8Pディップスイッチ設定変更後のテスト画面