趣味工房 HIRO-G






< ST管ラジオ リストアその4 BOX等修復2 >



 前回報告しました様に、サランネットの調達は失敗しました。 スピーカボックス用のサランネットを購入してしまいましたが、薄い生地のため見栄えが良くないです。 後から知りましたが、サランネットでもハニカム仕様のものが厚みもあり、レトロのラジオの張替には最適です。
 取り敢えず、購入したものを使用することとし、接着剤を検討しました。やはり木工用のボンドが良いようで、全面的に塗布して、ゆっくり貼りたいので、極一般的なコニシ社の木工用ボンド(水性)速乾では無い方を使いました。

 写真1が貼り終えた後、乾燥させた状態ですが、貼り付けは上手く出来ましたが、薄い生地のためボンドを塗りすぎたところは、ボンドが滲んできて見栄えが良くありません。 写真2ボックスにはめてみた状態ですが、ベージュでは塗装前の板の用でガックリです。
 気を取り直し、何とかしようと考えた結果、サランネットを塗装することとし、艶消しの黒のラッカーで前面塗装してみたのが写真3です。 ボックスへはめ込んでみたのが写真4です。 そこそこ見栄えも良くなったようなので、これで進めることにします。

 写真5は、ダイヤルの指示針等、バリコン回りのパーツを再取付し、切れていたバリコンの糸は、ラジオ少年から購入した糸と取り換え、バリコンの動作範囲を再調整した後の写真です。 
 写真6は、豆球が1個断線していたので、代替を探し当て、AC/DC 6.3V仕様のLEDの豆球を「LED ASSY社」で購入し、点灯テストをした状況です。 

 現在は、金具と文字盤等を磨き上げている最中ですが、何分、ボックス関係までリニューアルするのは初めての試みのため、結構、厄介な作業が続いています。 次回で何とかリニューアルを終了させたいと思ってます。.






写真5 ダイヤル、バリコン関係パーツを再取付した状態




写真6 豆球LEDの点灯テスト




RETRO No20


ST管ラジオ リストアその4 BOX等修復2
2017年5月30日



写真1 ベージュ色のサランネットを貼り付けた状態




写真2 ボックス内にはめ込んだ状態




写真3 艶消しの黒色ラッカーで塗装した状態




写真4 ボックス内へはめ込んだ状態