趣味工房 HIRO-G




< ST管ラジオ リストアその1 準備 >



この6ヶ月間は、オートパイロットのドローンに注力していましたが、一段落しましたので、レトロ回帰に心が向いています。 10年前に定年後の趣味として真空管アンプを手掛け、ついでにMT管の真空管ラジオも2台入手して楽しんでいましたが、レトロ復活3年目ぐらいからレトロPCへ興味が移り現在に至っています。

 このときに入手しました真空管ラジオは完動品でしたので、中身の調査だけで終わっていましたが、今回はMT管よりレトロなST管のラジオを完全再生してみたいので、先日、目を付けていました、ゼネラル製のマジックアイ付きの5球スーパー完全ジャンク品をヤフオクで安価に調達しました。 

 流石に、外観の写真だけで、しかも通電もおぼつかない完全ジャンク品ですので、競争相手も無くすんなり落札、入手しました。 入手後、内部確認と分解作業を開始しました。 期待通り??の塵にまみれた完全ジャンク品です。 回路図が残っているだけでもありがたいことです。
 取りあえず、出来る限り分解し、コンデンサーは全て交換します。 電界コンデンサーは正常に見えていますが、取り付けられていた鉄製のシャイシーの部分が、液漏れを起こしたようにかなり錆ついています。 

 取りあえず、分解して掃除から始めて、購入部品の検討に入ります。
錆を落とし、先ずはコンデンサー類を交換し第一回目のテストをやりたいと思っています。 レトロなパーツですので通販は邪魔くさいので、久しぶりに日本橋まで出かけてみます。 どこに不具合があるかこれからの調査ですので、完全再生までは時間と費用が掛かりそうです。
 
 写真の説明は、今回は見れば分かりますので敢えてしておりません。



写真1 回路図




写真2 ラジオ本体正面




写真3 ラジオ本体内部




写真4 シャーシ背面




写真5 シャーシ 正面




写真6 ラジオボックス内部





RETRO No17


ST管ラジオ リストアその1 準備
2017年4月21日


写真7 シャーシ上部




写真8 シャーシ左側面




写真9 シャーシ 右側面




写真10 真空管を外したシャーシ面




写真11 シャーシ裏面