趣味工房 HIRO-G





< IchigoJam トレーニングボードのまとめ >



 一応、トレーニングボードの制作が終わったので、今回は残っていましたUSBシリアル変換モジュール「AE−FT234X]の動作確認を中心に、全体のテストを実施しました。 ボードの全体は 「ボクにもわかる」をベースにしていますのでそちらを参考にしてください。 EEPROM「24FC1025」USBシリアル変換モジュールに関しては、参考の配線図を写真1に示します。

 写真2は、今回製作しましたトレーニングボード全体のテスト状況です。 USBシリアルモジュールを使用する場合、電源もUSBから取るようにしていますので、SW1はその切り替えスイッチです。 SW2はUSBシリアル変換モジュールを使わない場合の切り替えスイッチで、当方はPanCakeとの切り替えに使っています。

 今回は、USBシリアル変換モジュールのテストツールは「IJKB]を使用しました。 IJKBは慣れると使いやすいツールで、IchigoJamやPanCakeのプログラムを、PCからIchigoJamへ転送したり、逆にIchigoJamからPCへ転送したりできるので、コピペでIchigoJamやPanCakeを動かすことができて便利に使えます。

 写真3はそのIJKBを起動しMONITOR画面を表示させた初期画面です。当方はCOM4でリンクしています。 この時点で、PCからトレーニングボード上のIchigoJamをリモートコントロールすることができるようになります。 写真4は、PCのキャラクタLCDのテストプログラムのファイルをトレーニングボードへ転送する準備をしている画面で、転送したいファイルをコピーし、IJKB[Paste]をクリックするだけでOKです。 写真5がその転送中のPC画面で、写真6がIchigoJam用のディスプレイ画面です。 写真7が転送終了後にプログラムを起動させた画面で、写真8がキャラクタLCDの表示の状態です。 

 写真9、10はEEPROM内にセーブされているMICRO LCD用のプログラムを実行している写真ですが、逆にそのプログラムをPCへ転送して保存することも可能です。 写真11は、MICRO LCD表示のテストプログラムをPCへ転送する画面で[Get the Program]をクリックすると、写真11のように窓が開くので、GetしたいプログラムNo(EEPROMへセーブしているプログラムNo)を入れ、窓内の「[Get Program]をクリックすると、写真12のようにファイル保存の画面となるので、ファイル名を入れ、「保存」をクリックすると自動的に写真13のように保存状況が表示され写真14のようにファイルが作成され終了します。

 写真15が作成されたファイルの内容を確認している画面で、正常にファイルが作成されていました。 尚、EEPROM内のプログラムは、いちいちIchigojamへロードしなくても、直接、EEPROMからGetできました。

 と言うことで、トレーニングボードは無事完成しました。 今後は、このボードを使って、無線で何か動かすものでも作りたいと思っています。


 



写真9 MICRO LCDテストプログラム実行




写真10 MICRO LCDの表示状況




写真11 MICRO LCDテストプログラムのPCへの転送準備




写真12 ファイル名設定と保存




写真13 MICRO LCDテストプログラムのPCへの転送中




写真14 ファイル保存の状況




写真15 ファイルの内容確認

< TREX450 SPORT >




 SDXに続き墜落。


 以下同文。








アラカルト No10


IchigoJam トレーニングボードのまとめ
2016年7月19日


写真1 参考配線図




写真2 トレーニングボードのテスト状況




写真3 IJKB立上げ画面




写真4 キャラクタLCDテストプログラムの転送準備




写真5  キャラクタLCDテストプログラム転送中




写真6  キャラクタLCDテストプログラムの転送完了




写真7  キャラクタLCDテストプログラムの起動




写真8 キャラクタLCDの表示状況