趣味工房 HIRO-G




< WiFi・カメラ付きリモコンカー製作 その1 >


  WiFi・リモコンカメラを後閑さんの「PICと楽しむRaspberry Pi 活用ガイドブック」(写真1)8章を参考に製作した内容につきましては、アラカルト No19〜22で報告しましたしが、同書籍の9章に、その進化系とも考えられる「WiFi・リモコンカーの製作」(写真2)も記載されています。

 以前からドローンと同じく、WiFiで動画を見ながら制御できるカメラ付きリモコンカーの技術は、いろいろと応用範囲が広いので作ってみたいと思っていましたが、ちょうどAIスピーカー関連のトライアル作業が一段落しましたので、WiFi・リモコンカの製作に取り掛かりました。

 試作車について検討の結果、車体の形状と使用するパーツ等は次のようなものにしました。 ドローンと違って、墜落して壊すことがないので、テストも気楽に進められそうです。


@ 動かしてみるのは、車輪よりキャタピラの方が面白いので、取りあえずは試作車と言うことで、タミヤの「タンク工作基本セット」(写真3)で車体を組むこととしました。

A ギヤーボックスは左右独立して制御するために、「タンク工作基本セット」に付属したものは使わずに、別途、タミヤの「ダブルギヤーボックス」(写真4)を購入しました。

B モーター制御ボードを本書籍を参考に手作りしようかと思いましたが、取りあえずは楽することにして、 「DCモーター制御ボード」(写真5)ビット・トレード・ワンより購入しました。

C 以前から使っているRaspberry Pi用のモバイルバッテリ(写真6)は、電圧5V/1A、と2.1Aの2出力型ですので、モーター用の3V電源もこのモバイルバッテリの5Vを3Vに落として使うこととしました。  電圧を落とすための安定化電源基板(写真7)は、何年か前に電子工作に使うために秋月電子から購入したものですが、使うことがなかった手持ち品です。 

D Raspberry Pi、バッテリ等を乗せる台として、タミヤの「ユニバーサルプレート2枚セット」も同時に購入し、Raspberry Pi用(写真8)バッテリ搭載用(写真9)に加工しました。


 パーツ関係が揃いましたので、次回は車体の組立とパーツの加工、配置及び搭載方法について検討し、車体全体の組み立てを実施します。





写真1 「PICと楽しむRaspberry Pi 活用ガイドブック」




写真2 「WiFi・リモコンカーの製作」




写真3 タミヤの「タンク工作基本セット」




写真4 タミヤの「ダブルギヤーボックス」



< TREX450 SPORT >




 SDXに続き墜落。


 以下同文。








アラカルト No26


WiFi・カメラ付きリモコンカー製作 その1
2018年4月5日



写真5 「DCモーター制御ボード」




写真6 モバイルバッテリ





写真7 安定化電源基板




写真8 Raspberry Pi用プレートの加工




写真9 バッテリ搭載用プレートの加工