趣味工房 HIRO-G
< Bebop Drone ゲット&アップデート >
NAVIO2を使用したドローンの試作を一応完成させでテスト飛行を終えましたが、カメラマウントや制御関連の重量が結構重いため軽量化をはかりながら改良したいと思いますが、標準的なオートパイロットを体験しないと、どれくらいの性能、機能で、操作性はどれほどの難易度なのか、いまひとつピンと来ません。
AR.Droe2.0でもオートパイロット体験は可能ですが、当方はタブレットでは上手く操縦できません。 Bebop Droneであれば、最新のFreeFlight3をインストールすれば、モード1にも設定できるらしいので、ヤフオクで安いセットを狙っていましたところ、思わぬ上物をかなりの安値でゲットしました。
と言いますのは、出品者の説明では購入したものの未使用となっていましたが、ヤフオクの写真では、本体の後方部にどこかにぶっつけて磨れたような傷が写っていましたので、ちょっと不信感もあり入札価格が伸びなかったと思います。 当方も入札時ちょっと躊躇しながら入札してました。
が、入手したものを確認しましたところ、何と傷があったのは保護用のビニールのシートで、本体は全くの無傷、しかも写真1のように全く新品同様で、出品者の説明文には偽りがなかったようです。 写真2のプロポとしてはデカ過ぎるイスカイコントローラー、写真3の付属品も新品同様でした。 いやいや、ヤフオクでこんな事があるのかと思えるほど、実にラッキーな買物でした。
Parrot社製の面白いところは、AR.Droe2.0もBebop Droneも同じですが、基本的にオープンソースですので、制御のプログラムをいじれるのが嬉しいところで、やりたいと思えばROSの学習にも使えます。
2014年製ですので、いくら何でもファームウェア等アップデートしないとまともに扱えませんので、アップデートについて調査して作業を次の手順で実施しました。 何が起こるか分かりませんので、プロペラは外してます。
1.FreeFlightインストールとテスト
先ずは、タブレットにFreeFlight3の最新バージョンをインストールしようと思いアクセスするとFreeFlight Proが表示される。 どうもFreeFlight3はバージョンアップしてProとなったようです。 無知ですなぁ。 ダウンロードしようとしましたが、アカウントなんちゃらかんちゃらで、不慣れなタブレットのため、ちょっと手こずりながらダウンロードしたのが写真4です。 FreeFlight Pro(Ver4.3.6)を起動(写真5)し、Bebop Droneと接続(写真6)。 写真7ように簡単にリンクしてタブレットに画像が表示できました。
2.Bebop Drone本体のアップデート
FreeFlight Proでコントロールするために本体のファームウエアもアップデートが必要ですので、タブレットからのアップデートを試みましたが、2014年製の本体のファームウェアが古すぎるのか上手くいきませんでした。 別の方法を調べますと、写真8のParrot社のサポートサイトでUSBメモリを使う方法(写真9)が記載されてましたので、その方法に準じてUSBメモリをフォーマットし、ダウンロードしたアップデートファイル(Ver4.0.6)を使って写真10のように直接本体のアップデートを試み、上手く行きました。 アップデートは自動的に行われます。
3.スカイコントローラーのアップデート
同様にスカイコントローラもUSBメモリに最新版(Ver1.7.4)をダウンロードして、写真12のように直接アップデートしました。 同じUSBメモリを使いましたので、念のため先の本体のアップデートファイルは完全に削除してから再使用しました。
4.スカイコントローラーとのリンクテスト
写真13は、タブレットを使用せず、スカイコントローラーと本体を直接リンクさせるテストですが、上手くいきました。 写真14は、タブレットを介してスカイコントローラーと本体をリンクする方法のテストで、これも上手く行きました。
以上で、一連のアップデートが完了しましたが、初めての作業でしたので、かなり手こずったところもありました。 飛行履歴を見ることが出来るようになりましたので、入手前の履歴を確認しますと、何と3回のフライトと20分程度の飛行時間でしたので、新品と同じですね。
このフライトデータを見ますと、タブレットへのインストールからアップデートまでの作業も結構ややこしい部分もありますし、フライトまでの設定も未経験に近い方では難しいと思いますので、先の所有者の方は、設定途中でギブアップ状態となり、テストフライトまで辿り着けなかったのではないかと思いますね。
写真8 Parrot サポートサイト
写真9 Bebop Droneのアップデートサイト
写真10 Bebop DroneのUSBメモリ アップデート
写真11 スカイコントローラーのアップデートサイト
写真12 スカイコントローラーのUSBメモリ アップデート
写真13 スカイコントローラー単独でのリンクテスト
写真14 タブレットを介してスカイコントローラーとのリンクテスト
< TREX450 SPORT >
SDXに続き墜落。
以下同文。
2017年6月8日 |
写真1 Bebop Drone 本体関連
写真2 スカイコントローラー関連
写真3 バッテリ、プロペラ等付属品
写真4 FreeFlight Pro インストール
写真5 FreeFlight Pro起動画面
写真6 Bebop Drone Wi−Fiリンク完了
写真7 FreeFlight Pro リンク完了画面
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