趣味工房 HIRO-G

< FlashROMのバージョンアップ >


 OPEN−R SDKを使って作成したソフトをAIBOで動かすためには、AIBO 210の初期に出荷された、コアユニットにバージョン表記シールのないものは、FlashROMのバージョンアップが必要ですが、入手したAIBOも該当したため、書籍記載の手順に従ってバージョンアップを実行しました。

 バージョンアップは書籍付属のCDROMのupgradeを使いますが、それをコピーするためには、ピンク色のAIBO専用のプログラミングMSが必要です。 しかし現状ではほとんど入手出来ません。
 代替案として写真5のサイトにStikZapというツールが公開されているので、そのサイトに従ってCLIEを使い汎用の8MbMSで対応しました。
因みにCLIE PEG−NX80V、クレードル及び汎用MSの8Mb、16Mbは、あらたにヤフオクで入手しました。

 今後は、AIBOを実際に動かして行きますが、首を手で支える分けにはには行きませんの、取りあえず、簡易的にでも首の対応を考えたいと思っています。  AIBOのギアドモータの分解の方法を見ますと、根本的には、首チルトのAIBO専用に作られた、クラッチ付き遊星ギアドモータのクラッチ部分のスベリを止める必要があります。
 しかし、あまりに小型で特殊過ぎることや、新品でも徐々にダメになっていく構造であることを考えると、クラッチ部は犠牲にする方法が実際的ではないかと思いますが、首部分が何かの不都合で動かない場合は、モーターが破損するか、首の連結部分が破損する恐れがあります。 
 しかし、この種の改造、改修は自己責任で行うべきものですので、自分なりに納得する方法でやるしかありません。



写真4 書籍付属CDROM






写真5 AiboPet’t AiboHack Site




< 今後の予定 >


   @ AIBOの分解調査


   A 首の不具合の簡易な対応


   B AIBOとの無線LAN通信


   C サンプルプログラムの実行


   D 首チルト用遊星ギアドモータの分解調査

 
 

ロボット No2


AIBOのFlashROMのバージョンアップ
2013年9月26日


写真1 CLIE PEG−NX80Vとクレードル






写真2 CLIEへのStikZapインストール






写真3 StikZapがインストールされた画面