趣味工房 HIRO-G





< トラ技ボード不具合解消とテスト 

 写真1は、 不具合箇所が分かりND80ZV用増設RAMボードへ、正規のモニタROMを取付けてテスト中の写真です。 テストプログラムはCRTCのパラメータ設定と、「数字の1」を80x25の2000文字対応で表示するだけのものです。 テストプログラムのスタート番地は8200番です。
 写真2は、「数字1」を2000文字表示した画面の拡大です。

 写真4は、不具合箇所の写真で、CN3コネクタの7番ピン(MEMW)と8番ピン(RESET:通常H)が、配線のハンダミスでショート状態となっていました。 その結果VRAM6116のWE(ローアクティブ)がLに落ちきらず、結果、VRAMにデータが書込めなかったことによる不具合でした。
 CN3、CN4 コネクタのピンアサインはCP/M 32と同じです。

 写真3は、トラ技’84年5月号(P410〜P412)に記載の基本モニタの初期設定部分を、CP/Mボード用に変更してROM化したものを、増設RAMボードへ取付けてテスト中の写真です。
 2000文字のスクリーンが表示されており、CRTCパラメータの設定とバンク切換が正常に機能していることが分かりました。

 写真5は、トラ技に記載された基本モニタの全ダンプ・リストの記載状態で、写真6は、基本モニタの逆アセンブル・リスト例です。 これから少しずつ解析しながらのテストとなります。



写真4 ショートしていた箇所


写真5 基本モニタ全ダンプ・リストの記載状態



写真6 基本モニタの逆アセンブル・リスト例




< 今後の予定 >

 @ トラ技ボードの不具合の解消 :完了
 A トラ技ボードのROMの解析開始: いつ終わるかは不明
 B 「AKIKWA氏のPC6001mkUのCP/M導入メモ」のテスト:
   整理中     
 C 「AKIKWA氏のPC6601のCP/M導入メモ」のテスト
 D FDDに関するの調査
 E FDD基板の製作

 

BASIC No10


BASICマシン復元進捗  ・トラ技ボード不具合解消とテスト
2013年9月24日

写真1 ND80ZV用モニタROMによる表示テスト状況



写真2 「数字の1」を80X25文字表示画面



写真3 トラ技掲載の基本モニタによるテスト状況