趣味工房 HIRO-G





< FDD制御ボードのレイアウトとFDDの検討 >


 安居院氏著書「CP/M手作りマイコン1」を参考に製作した拡張ボード用のFDD制御ボードは、写真2の「CP/M手作りマイコン3」の折込に記載されているミニフロッピーディスク2DD用の制御回路図に従って製作します。 そのボードのICの配置等レイアウトを写真1のように決定しました。
 拡張ボード用FDD制御ボードは、コネクタは4mmピッチの44PのSunhayato製ユニバーサル基板CPU−107Fです。

 写真4の9216BPとD765ACはタイロテック社から、2チップずつ購入しており、部品も揃いましたので、せっせと製作します。
 ロジックICにLSとHCタイプが混ざっていますが、手持ちに追加したためで、
意味はありませんので、HCに統一してもらっても特に問題ないと思います。

 「CP/M手作りマイコン3」で使用されているFDDは、写真3の「調達済みのディスクドライブの例」中の、YE DATA製の5インチ2DDのYD−280です。 このFDDはジャンク扱いでヤフオクで落札したものですが、果たして使えるかどうか分かりません。 因みに、トラ技資料に基づくCP/Mマシンに使用されているのは、同じくYE DATA製の5インチ2DタイプのYD−580です。

 いずれにしても、今では入手困難な機種ですので、その代替品の選択がこのCP/Mマシン復元の一番の課題ですが、いかんせん、FDDの制御基板の製作は初めてのため、内容を良く理解できておりません。
従い、現在も継続してFDDの資料調査と現物を調達中です。

 トラ技資料に基づくトラ技ボードの製作については、重要なキー入力とスクリーンエディタ部分の解析とそれに伴うPC8001用のキーコードテーブルを作成中ですが、今度はキーボードをスキャニングできない不具合に見舞われています。 調査中ですが、今のところ原因不明です。

  

写真4 9216BP、D765AC





< 今後の予定 >

 @ トラ技ボードのROMの解析開始: チマチマ解析中
 A トラ技ボードのスキャニング不具合の解消: 調査中 
 B 拡張ボード用FDD制御ボードの製作とラックの改造: 製作中
 C FDDの調査と現物の調達: 継続中
 D 拡張ボード用FDD制御ボードのテスト
  

CP/M No10


CP/Mマシン復元進捗  ・FDD制御ボードのレイアウトとFDDの検討
2013年10月5日

写真1 拡張ボード用FDD制御ボードのレイアウト



写真2 ミニフロッピーディスク2DD用制御回路(再記載)




写真3 調達中済みのディスクドライブの例