趣味工房 HIRO-G


< 拡張ボード用スクリーン制御テスト 


  写真1のようにND80ZVに「CP/M手作りマイコン」をベースに製作した拡張ボード、FDD制御ボード、改造キーボードを接続し、今後の作業の基本となるキーボードの割付の見直しと、スクリーン制御プログラムのテストを実施しました。 スクリーン制御プログラムは、「CP/M手作りマイコン2」のP28〜33に記載(写真6)されたテストプログラムを使用しました。
このプログラムは、全RAM用のため、とりあえずバンク切換なしでND80ZV上でテストするためには、「ADDR:1000H」となっているところを、RAM域に修正する必要があります。 当方は8200Hに変更して、ROM化してテストを実施しました。 
 因みに、当方の2000文字対応のCRTCパラメータは次の通りです。
7E、50、61、38、20、03、19、1C、00、07、65、08、00、00
(追記)

 2000文字対応となればさすがに7インチのディスプレイでは見え難いため、あらたに13インチの液晶TV(SHARP:LC−13SX7)を作業用としてヤフオクで調達しました。 画素数は640X480ですので、写真4のように見やすくなりました。
 拡張ボード用キーボードのエンコーダは、写真2の「CP/M No3」でも紹介した神崎康宏著の「作りながら学ぶマイコン設計トレーニング P115」をベースに製作しましたが、当方のキーボードとエンコーダの関係は写真3の通りで上2列は割付られていません。 また、当方の割付とPC8001のキーボードとの関係は、写真3の下に記載した通りりです。

 このテストプログラムで打ち込んだ例が写真5です。 FDD制御ボードも接続していますので、ボード接続での影響や問題はないようです。 FDD制御ボードの機能確認用の制御テストプログラムを検討中です。



写真4 「A」を2000文字表示



写真5 割付文字の表示例



写真6 スクリーン制御資料の一部


  < 今後の予定 >

 @ 張ボード用FDD制御ボードのテストプログラムの作成:準備中 
 A FDDの調査と現物の調達: 継続中

CP/M No12


CP/Mマシン復元進捗  ・拡張ボード用スクリーン制御テスト
2013年10月17日


写真1 テスト状況



写真2 キーボードのエンコーダ回路図(再記載)



写真3 キーボード割付参考資料


 < キーボード割り付け例>

    @ 「HOME/CLR」キー  ==> ↑(0BH): カーソル1行上へ移動 

    A 「↑↓」キー        ==> ↓(0AH): カーソル1行下へ移動

    B 「←→」キー        ==> ←(08H): カーソル1文字左へ移動

    C 「INS/DEL」       ==> →(0CH): カーソル1文字右へ移動

        D 「SHIFT」キー       ==> CR(0DH): RETURN

    E 「CTRL」キー        ==> HOME(1EH): ホームポジション