趣味工房 HIRO-G
< フォーマットプログラムによるFDD制御ボードテスト結果 >
「CP/M手作りマイコン3」のP146〜153に記載されている、2DDフォーマッティングプログラム(MFORM80)をベースに、テストプログラムを作るにあたり、当初は、前回説明しましたように、CP/Mの「BDOSエントリーポイント」へジャンプしている、キー入力とCRT表示のルーチン部分を「CP/M No12」で紹介しましたスクリーン制御プログラムを使うこで、CP/Mなしでも使えるとを検討しました。
しかし、RAM上に展開して、プログラムの修正をするためには、やはりモニタ機能がなければ不便ですので、「CP/M手作りマイコン1」のP90〜95
に記載されたモニタプログラムを2000文字対応に改造し、同居させることにしました。 但し、このモニタは横は80文字ですが、縦は表示の調整が手間なので、とりあえずそのままの20行となってます。
因みに、当方の2000文字対応のCRTCパラメータは次の通りです。
7E、50、61、38、20、03、19、1C、00、07、65、08、00、00
(追記)
写真6は、ダンプコマンドの後、横に80文字を表示させた例です。
写真6 80文字X20行表示の例
写真1は、FDDのテスト全景の写真です。 作成したテストプログラムは、立ち上げると先ずモニタが機能しますので、写真7のように「G」コマンドで100番からフォーマット用プログラムのMFORM80を立ち上げます。
次いで、写真8のように「OK ?」が表示されると、FDを挿入し「Y」とキーインすれば、写真9のように「FORMAT !!」と表示されフォーマットを開始します。
フォーマットが無事終了すると再度「OK ?」と表示しFDDが停止します。エラーが発生すると写真10のように「ER」が表示され、FDDはその場で停止状態となります。 エラー処理は簡単なものですので、エラーの状態により画面上に、関係のない文字がランダムに表示される場合もあります。
今回テストに使用したFDDは4機種で、結果は次の通りです。
@ YD−280(5インチ)
テスト状況は写真2の通りで、ストレートケーブルで接続しています。
テスト結果は、表示灯は点灯しませんが基本的にはOKで、かなり古いジャンク品のため最初は直ぐにエラーとなり停止していましたが、何度かトライしているうちに、徐々に良くなり一応、フォーマットが正常に終了することもあることを確認しました。 整備すると良くなりそうです。
A FD1155D(NEC製 AT互換: 5インチ)
このFDDは先日入手したものです。 テスト状況は写真3の通りで、@と同ケーブルを使っていますが、10ピンと12ピンをクロス配線して使用しました。 テスト結果は、スムースに作動しフォーマットは何の問題もなく終了しました。
B D359T7(MITUMI製 AT互換: 3.5インチ)
テスト状況は写真4の通りで、ケーブルは10ピンと12ピンをクロス接続しました。 テスト結果は、Aと同様にスムースに作動し何の問題もなく終了しました。
C PC8801MAのFDD(5インチ)
テスト状況は写真5の通りで、@と同様にストレートケーブルで接続しました。 テスト結果は、表示灯は点灯しますが、フォーマットを開始せず、しばらくすると写真10のようにエラー表示がでます。 ジャンパー線の変更等で機能するかも知れませので、今後の課題です。
以上がテストした結果ですが、製作した拡張ボード用FDD制御ボードは、問題なく機能していることが確認できました。
このFDD制御ボードが、AT互換FDDと相性が良いのは、良く考えますとCP/M上で使うボードであるため、あたりまえと言えばあたりまえのようにも思います。
この拡張ボード用FDD制御ボードが、何のパラメータの変更もなしに、5インチFDDと3.5インチFDDが使えることは、ちょっとした驚きですが、3.5インチFDDが使えますと復元作業が各段にやり易くなりますので、実に有難い結果です。
一番の難所と思っていましたFDD問題が、思いもよらぬ好結果でしたので、満足してます。
写真7
写真8
写真9
写真10
< 今後の予定 >
@ 拡張ボード用FDDのリード/ライト・テスト
A 「CP/M手作りマイコン3」CP/Mシステム構築の検討
B トラ技ボード用FFD制御ボードの製作
| CP/Mマシン復元進捗 ・フォーマットプログラムによるFDD制御ボードテスト結果 |
2013年10月25日 |
写真1 FDDのテスト全景
写真2 YD−280のテスト状況
写真3 AT互換FD1155Dのテスト状況
写真4 AT互換D359T7のテスト状況
写真5 PC8801MAのFDD(5インチ)のテスト状況
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