趣味工房 HIRO-G



< トラ技資料の復元2号試作機と今後について >


 復元1号試作機でのCP/Mマシンの復元が思いのほかスムースに進み、その作業に集中していましたので、復元2号試作機については、モニタの打ち込みと起動確認までで作業が止まっていましたが、丁度、中日電工さんのCP/M講座も一段落しましたので、それに使っていた2台目のND80ZVで、復元2号試作機の原型をまとめました。 写真1が復元2号試作機の全体の構成ですが、ND80ZVは復元1号試作機と同様にトラ技ボードとの接続のための改造を行い、キーボードもPC−8001のジャンク品を入手し、専用のものを新たに作りました。

 CN3、CN4のピンアサインはCP/M 32と同じです。

 写真2のように全体を組み上げますが、現状では作業がやり易いように、ND(ZVはトラ技ボードの4個所のゴムブッシュの上に載せているだけです。 組上げた状態で動作確認を実施した結果、モニタは正常に機能し、BASICも一応、立ち上がりました。 しかし、写真4でも分かりますように、以前のテスト結果と同様にプログラムモードではINPUT等のコマンドが認識されない不具合は残っています。 この件については今後、調査しますが、プログラムが難解ですので、かなり時間が掛かりそうです。

 この復元2号試作機の今後については、既に復元1号機がCP/Mマシン機として機能していますので、トラ技資料に従って、FDDとグラフィック機能を持ったBASICマシンを目指し、レトロなBASICゲーム等も移植できるようにしたいと思います。

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写真4 動作確認の拡大画面




 < 今後の予定 >

 @ ハード改造とRS232Cのテスト その2: 完了

 A トラ技資料の復元2号試作機と今後について: 完了

 B RS232Cによるアプリのセーブテスト: 実施中

 C 復元1号機一体化: 検討中
 D トラ技ボードへのFDD制御ボードの活用: 検討中

  

BASIC No13


BASICマシン復元進捗  ・トラ技資料の復元2号試作機と今後について
2014年1月18日


写真1 復元2号試作機の構成



写真2 復元2号試作機の動作確認画面



写真3 復元1号機との2ショット