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< TC9245 & R-2R DACの制作 >
前回の報告後、DACの原理を学ぶ教材として、
「Mi-Take社」
さんの
R-2R抵抗ラダー型NOS-DAC
である
「TC9245 & R-2R DAC」
(写真1)
を購入(
現在は、SW素子が入手難となり販売は中止となっているようです。
)しました。
完成品ですので、すぐに試聴しましたところ、良い感じで鳴りました。
PCM1704のDACを試聴する前でしたら、当方とすればこれでも良いかと思える鳴りですが、PCM1704の音を知ってしまった今では、やはり物足りません。
この差はどこからくるのかDACの仕組みや周波数特性等の計測方法を含め、これからのDACの深掘りの進め方について調査、検討しましたところ、昨今のDACやオーディオアンプの制作には、当方があまり関心が無かった、オペアンプの知識が不可欠であることが分かりました。
そこで先ずは、オペアンプの基本的な知識の取得から始め、周波数特性等の測定方法の調査等を進めているうちに、気が付けば3か月以上の日にちが経過してしまいました。
やっとDACやオーディオアンプの全体の構成要素やオペアンプの取扱いの基本的なことが少々理解できるようになりましたので、DACの制作を再開したいと思います。
再開するにあたり、先ずは教材とすべき「
TC9245 & R-2R DAC」
の特性等を計測し易くするために、スタッキングコネクタにより連結された3枚のボードを分離し、平置きに改造することとしました。
ケースは、
「摂津金属工業 薄型汎用ケース CBL-250」
使用し、
「TC9245 DAI基板」
と
「R2R DAC基板」
の2枚の基板を分離して
写真2
、
写真3
のように配置しました。 ケースの背面には電源のDC9VのACアダプタ
(写真4)
を接続するためのコネクターを取付ました。
写真5
は、試聴の準備が完了し、電源を投入した直後の状況で、
写真6
は、試聴中の状況です。 改造後、試聴しましたが特に異常無く鳴っておりので、取りあえずこれにて終了です。
いよいよ次の段階として
「お気軽オーディオさん」
のDACボード、
「PCM1704」DACボード
を製作しようと思いますが、付属のパーツ以外は自分で調達する必要があります。 自分好みのボードに仕上げる楽しみがあるものの、手間がかかります。
また、現在入手できる
「PCM1704」
はリサイクル品ですので、購入品に不具合品等が紛れ込むという現状を考えますと、基板に取り付ける前に選別する必要があります。
この対策として、
「Mi-Take社」
のホームページから、良いヒントをもらいましたので、
「お気軽さんのPCM1704」
ボードを製作する前に、対応策を検討したいと思います。
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写真5 試聴の準備完了、電源投入
写真6 試聴中
< TREX450 SPORT >
SDXに続き墜落。
以下同文。
オーディオ No7
TC9245 & R-2R DACの制作
2023年6月3日
写真1 「TC9245 & R-2R DAC」
写真2 基板等のレイアウト(前面)
写真3 基板等のレイアウト(背面)
写真4 DC9Vアダプタ