趣味工房 HIRO-G


  < JetBotの製作その4 拡張基板製作とテスト >


 カメラの取付が上下反対となっている事に気付きましたが、カメラのFFCジャンパーケーブルのコネクターが上部となるため、ケーブルの取り回しが楽になるようカメラの取付位置を写真1のように前方へ移動させました。
 モータドライブ基板は本体ケースの外部へ取付けますので、PiOLEDの基板とデジタル電圧計も一つの基板に載せて、いろいろテスト出来るように拡張基板を製作することとしました。
 写真2、3PiOLED拡張基板へ移しテストした結果、正常に表示された状態と、モータドライブ基板を仮付した状態の写真です。 拡張基板は、グローブベースHATI2Cポートから4ピンケーブルで接続します。 因みに接続される信号線は、SDA、SCL、3.3V及びGNDです。 
 写真4モータドライブ基板
DC MOTOR + STEPPER FEATHERWING A【2927】はマルツから、デジタル電圧計はアマゾンから購入しました。 尚、デジタル電圧計はカバーを外した状態で使用しています。

 写真5拡張基板の完成した状態の写真で、モータ用の電源入力端子、スイッチ及び車輪駆動用の左右モータ用の出力コネクタを追加しています。 本体ケースに拡張基板を取付けた状態が写真6です。
 電源として手持ちのリポバッテリ(4セル、14.8V、1500mAh)を使いたいと思い、ロボットクリーナを分解した際に車輪の駆動用モータの仕様を調べてみましたが、バンダイ製のJXD RK-370(8V、8000rpm)系のようですので、取りあえずは本体と同じ5Vでテストしてみたいと思います。 
 5Vへ電圧を落とすためにDC-DCコンバータを使用しますが、本体が最大で3Aほど必要なことから、4〜5Aが取れるものを4種類ほどアマゾンから購入しました。
 今回は、HiLetgo XL4015 (5A、入力4〜38V、出力1.25V〜36V)、を使い、入力にはバッテリ用のコネクタと出力には本体用とモータドライブ用のコネクタをハンダ付けしたものが写真7です。

 先ずはモータ用電源スイッチをOFFの状態で、、写真8のようにモータ用の電源コネクタをモータ電源入力端子へ接続して、入力コネクタへリポバッテリを接続し、出力電圧調整用VR(写真9)で出力電圧を5.1V程度に調整しました。

 出力電圧の調整が完了した後、写真10、11のように本体用のコネクタを接続し、電源スイッチを押して「Jetson Nano B01」を起動させ、PiOLEDの作動を確認。 最後にモータ用電源のスイッチをONにし、写真12のようにモータドライブ基板の緑のLEDが点灯するのを確認しました。

 以上で、「Jetson Nano B01」拡張基板関連のハード面のテスト環境は一応完成ということで、今後は、いよいよJetBotの試験走行作業に入りたいと思います。



to AI No2-3     to AI No2-5

to 新テク・アラカルト

         
     

         写真7 電源用のDC-DCコンバータ



        写真8 DC-DCコンバータの電圧調整



       写真9 DC-DCコンバータの出力調整用VR



           写真10 本体への電源供給テスト



           写真11 電源スイッチONの作動状況



            写真12 拡張基板全体の作動状況

< TREX450 SPORT >




 SDXに続き墜落。


 以下同文。








AI No2-4



JetBotの製作その4 拡張基板製作とテスト
2021年7月10日


写真1 カメラの取付位置の変更



写真2 製作中の拡張基板のテスト



写真3 製作中の拡張基板



写真4 DC MOTOR + STEPPER FEATHERWING A【2927】



写真5 完成した拡張基板



写真6 拡張基板を取付た状態



??